鹿児島の本坊酒造様のラッピング営業車です。安井株式会社とのジョイントです。この施工はレース場での作業みたいでした。話を持って来られたのが施工日の３日前、鹿児島での施工との話だけ、いつも見せられるプレゼン図も無し、情報がありません。普段はこの様な仕事は請けないのですが、安井様も、困ってるのかな？位でした。施工日、早朝宮崎を出発。鹿児島へ。車中、空が明るくなり始めかけた５時ごろ、初めてプレゼンを見せられました。車の背景カラー金色の中に小石が散りばめられたCG処理がされてます。？これ塗装？車体は白じゃないの？フルラッピング？ウッソー今日は宮崎に帰れないんじゃないの？カンベンしてヨ、担当者は困ってます。チーフと二人だけの作業。担当者、夜の電源はもって来てます。何を馬鹿なこと、お客様も困ります。明日この車長崎に走らねばなりません。時間はない。初めて見る白の実車、ムチャクチャな話、会社の担当者、責任感じてます。でも想定内はいつも考えてます。ここは鹿児島。到着後すぐに施工場所決定。屋内型の駐車場、他の車も駐車しててレース場の作業ブースよりヒジョーに狭い。お客様には解からない。受けた我々の連帯責任です。やらねばと、プロ意識が頭を、午前、午後の仕事配分をきめます、二人、レース前の心境。スピード勝負。職人冥利に尽きます。こんな経験はお目にかかれない。楽しんでしっかり施工しよう。（きれいな仕上がりは当たり前です。言い訳はなし）早速スタート、午前の仕事配分はクリア！わがまま言ってもオッケーの雰囲気。昼の食事時間、１時間もらう。ここまでくれば二人には想定内の施工、午後は時間の進みが早く感じられますので気を抜かず施工します。屋根上部まで計画通りクリア！夕方までの残り時間ドアの隙間等細かな部分をチェック、オッケーです。施工完了。９時スタート、１時間昼食、４時半終了。５時に高速道に入り鹿児島を後にしました。よくやった。久しぶりの達成感。お客様に喜んでいただきました。